日本みどりのプロジェクト推進協議会　会員及び関係者の皆様へ

こんにちは、みどりのプロジェクト推進協議会事務局を構成しているナショナルパークスジャパン代表の山内絢人です。

こちらの記事では、会員の皆様に役立ちそうな地域レベルからグローバルレベルの情報や、みどりのプロジェクトに関する最新の話題を定期的に提供させていただきますのでよろしくお願いします。

＜事務局から連絡＞

【みどりのプロジェクトR3年度総会・シンポジウム開催について】

みどりのプロジェクトのR3年度総会・シンポジウムにつきましては、2021年６月19日（土）に、昨年10月25日の設立総会・シンポジウムの際に紹介させていただいた山ノ内町志賀高原で開催したいと考えています。詳細は現在検討中ですが、基調講演・パネルディスカッションの後、会員相互の交流を図るための交流会を行いたいと考えております。是非ご参加いただきますよう、よろしくお願いします。

本情報につきましては更新あり次第改めてメールニュース、または当サイトにてお伝えしてまいります。

＜ニュース：法制度情報＞

【自然公園法10年ぶりの改正へ：地域主体での国立公園・国定公園事業の実施が容易に】
　　
環境省は、「自然公園法の一部を改正する法律案」を令和３年３月２日（火）に閣議決定しました。本法改正案においては、地方公共団体や民間事業者による地域での主体的な取り組みを促す仕組みを新たに設けており、これまでの自然保護に加えて自然の利活用を促すことで、「保護と利用の好循環」を実現し地域の活性化を実現しようという狙いをもつものです。


　本法案は今国会提出・成立を目指しているところです。なお、本法改正も活用した観光コンテンツ創出事業・滞在環境等上質化事業もあわせて現在国会審議中の令和３年度当初予算において計上されており、各地域においては、本法案も活用して、国立公園・国定公園の利活用をより一層進めることが期待されています。


　具体的には、本改正により、各地域において、地方公共団体が中心となって「協議会」を立ち上げることで


①地域主体の魅力的な自然体験アクティビティの開発・提供・ルール化

②地域主体の利用拠点整備（廃屋撤去・景観デザイン統一・電柱地中化）


がより簡素な形でできるようになります。また、各地域において、事業を実施したい民間事業者は、協議会の構成員に加えるよう申し出ることができ、これまでよりも幅広い関係者・事業者が加わった形でオープンに、国立公園・国定公園の利活用について議論し、事業を前に進めやすくなることが期待されています。より詳細には以下リンク先をご覧ください。

http://www.env.go.jp/press/109250.html


　さらに、令和３年度当初予算案においては、本改正法案を踏まえ、各地域における地域内の合意形成の促進と協議会の組成による上記①②の活動を促す観点から、以下２事業が計上されているところです（詳細判明し次第、関連するプロジェクト関係者の皆様に追ってお送りします）。


1.国立公園等の自然を活用した滞在型観光コンテンツ創出事業（新規）

http://www.env.go.jp/press/109231/ref03-2.pdf

2.国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業（継続・一部拡充）



　いずれの事業も、事業実施においては、地域一体となった形での合意形成・受け入れ体制整備・コンテンツ提供体制の整備が期待されています。本法改正および予算により、今後、より一層民間事業者・地方自治体が幅広く、国立公園・国定公園を活用しやすくなってまいります。


　本協議会としてもこうした法改正の状況も見据えながら、会員の皆様の地域における活動を促進できるよう、R3年度より関連するプロジェクトにおいて活動を進めてまいります。


■事務局からのお知らせ（編集後記）

　4月になり、いよいよ本プロジェクトも本格稼働です。

こちらでの記事を通して、本協議会の活動や今後の予定等を配信していければと考えておりますので、よろしくお願いします。

　新年度に入りまして、ご担当者交代等で登録メールが変わられている場合、お手数ですが事務局宛（メールアドレス：in...@midori-project.jp）にご連絡ください。

（参考）現在の会員数：31団体（都道府県7、市町村7、DMO2、企業等15）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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＜発行＞
日本みどりのプロジェクト推進協議会事務局
https://midori-project.jp/
お問い合わせ（一般社団法人 テラプロジェクト）
TEL: 06-6317-3407
MAIL: in...@midori-project.jp
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