
佐伯市(大分県)
SDGsへの取組み
佐伯市は、令和2年3月に「さいきオーガニック憲章」を定め、この理念に基づき自然環境にやさしい、持続可能なまちづくり(佐伯版SDGs)の推進によりオーガニックシティ(人と自然が共生する持続可能なまち)の実現を目指しています。そのためには、経済・社会・環境の3つの側面でお互いに作用しあうことが大切なこととなっています。
またオーガニックシティ実現に向け、「さいき7つの創生」を掲げ、自然・生活環境、生活基盤、保健医療福祉、教育文化、産業振興、まちづくり、地域活性化の7つの分野において、各施策を推進しています。
佐伯版SDGsと観光への取り組み
九州一広大な面積を誇る大分県佐伯市は、「佐伯の殿様浦で持つ。浦の恵みは山で持つ。」という言葉が表すように、豊富な森林資源や水産資源を有しており、400年以上前から豊かな海の幸を守るために、森林保護に取り組むお触書を出して取り組みを進めており、現代でも持続可能なまちづくりに取り組んでいます。本市は豊後水道に面しており、350種類以上の魚が獲れる町で、佐伯寿司や伊勢えび・ごまだしなど様々な美味しい食物がある食の町となっています。さらに祖母・傾・大崩ユネスコエコパークエリアも有しており、九州最高峰級の山々からなる美しい岩峰、渓谷などの景観もあります。それら自然を活かしたまちづくりに取り組んでいます。

