「第6回 Green Hospitality Osaka シンポジウム」を開催いたしました。
今年は、大阪市北区にある扇町公園エリアで例年5月4日(みどりの日<月・祝>)に開催していた「みどりのサンタの植育イベント」や「みどりのキッズフリーマーケット」等各種イベントと併催で、「都市公園の未来をデザインする“One Green”」をテーマに下記の「第6回Green Hospitality Osaka シンポジウム」を開催いたしました。
- 日 時
- 令和8年5月4日(月・祝) 13:00~17:00
- 場 所
- 関西テレビ「アトリウムロビー」
- 参加者数
- 170名
【プログラム】
1.開会:
シンポジウム開会前に、「第6回Green Hospitality Osakaシンポジウム」開催を祝う「獅子舞ショー」が行われた。奈良の大仏開眼供養にて舞われてことを起源とする、千年以上受け継がれた由緒正しき神聖な舞である。
事務局の依頼で、獅子頭は金色で背はみどり色、唐草模様に仕立て、21世紀、Green Gold 時代を代表する姿で登場を願った。金運招来・商売繁盛の象徴とされる“金色の獅子”が舞い、参加者に大いなる福を届けていただいた。
その後、一般社団法人テラプロジェクト総合企画室長滝本裕次より開会の宣言があり、シンポジウムがスタートした。
2.ご来賓挨拶:大阪北区長 寺本 譲 様
引き続き、大阪市北区長寺本譲様からは、来賓挨拶としてこれまで5回に亘るシンポジウムの成果ならびに第6回シンポジウム開催への期待の弁を頂いた。
また、北区を取り巻く将来の環境整備の方向性やうめきた公園を含む“みどり”のネットワーク形成の必要性など、「水と緑豊かなまちづくり」を実現し、国内外から多くの方が大阪の玄関口である北区を訪れた際に、“みどり”で安らげる「おもてなし」ができる、そんな北区にしていきたいとの抱負を述べられた。
3.主催者挨拶:一般社団法人 テラプロジェクト 小林 昭雄 理事長
主催者であるテラプロジェクト小林理事長より、今回のシンポジウム開催にあたって、みどりに関するこれまでの幅広い取組みならびにGreen Goldの時代に相応しい構想について紹介があった。
なかでもテラプロジェクトが行っている「みどり基金」を、さらに発展した形で、企業と共同で開発した製品をSocial Business Goods として共同販売し、その利潤を基金としてみどり化活動に生かす仕組みや各企業体が自社商品を販売時に「みどりのベルマーク」ステッカーを貼り、消費者に受け入れてもらう利益還元型の支援の仕組みについて詳しい説明があった。
4.基調講演:京都府亀岡市長 桂川 孝裕 様
日本みどりのプロジェクト推進協議会会員である112自治体から構成された「子どもたちと地域の未来を考える花と緑のまちづくり全国首長会」の事務局長もお努めいただいている、京都府亀岡市桂川市長から「緑化フェアと未来の都市公園~オーガニックビレッジパークの取組み~」をテーマに基調講演をいただいた。
ご講演では、今年9月18日から11月8日までの52日間、亀岡市を中央会場として開催される『第43回全国都市緑化フェアin京都丹波』の内容ならびにその背景について詳しい紹介があった。
特に、亀岡市のオーガニックの取組みと、緑化フェア拠点である全国初のオーガニックビレッジパークとして整備される「京都・亀岡保津川公園」を未来の都市公園のあるべき姿として熱く語られた。
最後に、参加者の方々への『第43回全国都市緑化フェアin京都丹波』へのご来場をお願いされた。
5.特別講演株式会社E-DESIGN 代表取締役 忽那 裕樹 様
特別講演には、2025大阪・関西万博の「静けさの森」の設計に代表される公園や広場など景観のデザインをするランドスケー プデザイナーである(株)E-DESIGN 忽那社長様をお招きし、「都市公園の未来デザイン~2025大阪・関西万博のレガシー~」をテーマにご講演をいただいた。
ご講演では、2025大阪・関西万博の会場全体と静けさの森の計画から実現までの詳細なお話や、公園や広場が人々の心身の健康、そして社会の豊かさに欠かせないウェルビーイングの視点から、これまで手掛けてきた事例(公園や水都大阪など)をもとに、緑の公共空間を点から面へと繋いでいくことの大切さを力説されました。
<休 憩/みどりのステージショー>
<はっぴちゃん> (写真左)
●松竹芸能に所属する「はっぴちゃん」による「緑の応援隊」トークショー!
<ダンスオブハーツ> (写真右)
●ミュージカルプロ養成校「ダンスオブハーツ・プロモーションカンパニー」の皆さんによるミュージカルショー!
6-1.:ワークショップ①
<テーマ>
〇「Green Hospitality Osaka」をデザインする
<ご登壇者>
・コーディネーター:大和リース(株)大阪副店長 小原 孝清 様
・パネラー:大阪大学大学院工学研究科 教授 原 圭史郎 様
近畿大学総合社会学部・アンチエイジングセンター 塩崎 麻里子 様
大和リース(株)大阪本店 環境緑化営業所(扇町公園パークセンター長) 坂本 侑亮 様
一般社団法人テラプロジェクト 峯平 慎哉 専務理事
・冒頭、コーディネーターの小原様より、ワークショップ①のテーマに沿って、これから目指す扇町公園の姿と指定管理会社としての役割について全体コンセプトのもとご紹介があった後、引き続き、各パネラーから順番に発表が行われた。
・大和リース坂本様からは、「Green Hospitality Osaka」を実現するための扇町公園の現状認識と課題について扇町公園パークセンターにおける取組み事例を交えて紹介があった。
・続いて、大阪大学原教授より『未来につなぐ「フーチャーデザイン』というテーマで、将来世代に持続可能な社会を引き継ぐための社会の仕組みをデザインするフューチャー・デザインの考え方と産学官連携による実践例が紹介され、未来人の目線からの公園計画が示唆された。
・引き続き、近畿大学塩崎教授より『近大レモン倶楽部の取組み~レモンを介した多世代共生のコミュニティづくり~』というテーマで、これまでの近畿大学とテラプロジェクトが共同で進めてきた取組み事例について、高齢化社会への対応という視点も交えて説明があった。
・最後に、テラプロジェクト峯平専務理事より『都市型公園の利活用を考える~市民参加によるみどりのサンタの「植育」イベントプラットフォームつくり~』というテーマで、これまでのテラプロジェクトが主導的な役割を果たして来た都心部での各種取組み事例の紹介があった。
6-2.:ワークショップ②
<テーマ>
〇「未来に繋ぐ“One Green”」をデザインする
<ご登壇者>
・コーディネーター:一般社団法人テラプロジェクト 小林 昭雄 理事長
・パネラー:第69代横綱白鵬様<特別ゲスト(日本みどりのプロジェクト推進協議会アドバイザー)>
大阪市北区長 寺本 譲 様
上田知嗣さん(中2)、黒山日葵さん(中1)、こころさん(年少)
・冒頭、小林先生から白鵬様との日本みどりのプロジェクト推進 協議会を通じた結びつきの経緯や、これまでの相撲界でのご活躍と、今後、日本の国技である相撲を世界的に振興したいとの熱い思い、また、近況の取組み事例を語って下さるようお願いがあり白鵬様より、現在、活躍されている事案について紹介があった。
・白鵬様は、ご出身地であるモンゴルの現状や環境問題、15才で日本に来て横綱になるまでのご苦労、さらには将来的に相撲(SUMOU)を世界に広めたいという熱い想いを語られた。
・白鵬様からご挨拶をいただいた後、寺本北区長、ダンスオブハーツの一員である上田さん、黒山さん、白鵬様ご友人のお子様(こころさん)も交え、白鵬様との微笑ましい意見交換の場が設けられた。
7.記念植樹
・最後に、ワークショップ②に参加いただいた方々に、桂川市長、忽那社長も加わっていただき、総勢8名の参加者が、今回のシンポジウム開催を記念して「植育BOX」への『レモン樹』の記念植樹を行った。
・なお、この3基の「植育BOX」は、扇町公園センター前に設置し、年末には実のついたレモンをご覧いただけます。
8.閉会
・司会から閉会が宣言され、「第6回Green Hospitality Osaka シンポジウム」は盛会裏に閉会した。