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山陰海岸ジオパーク推進協議会

SDGsへの取り組み

 山陰海岸ジオパークは①保護・保全 ②教育・調査研究 ③産業振興・ツーリズム ④情報収集・発信 ⑤住民参画 ⑥ネットワーク活動・運営体制 という「行動のための6つの分野」を位置づけており、これらすべてにSDGsは関連があるとしてそれぞれの中にSDGsの視点を加えて事業を実行しています。これは、山陰海岸ジオパークがユネスコ世界ジオパークの一員であることに伴う大きな責務です。
 またSDGsを広く普及させるため、ジオパーク専門員がSDGsカードゲームのファシリテーター資格を取得し、学校や地域でSDGsカードゲームを活用した出前講座を実施しています。出前講座ではゲーム後の振り返りの中で、海洋プラゴミ問題を中心に山陰海岸ジオパークで取り組むSDGs活動について話し合いをしています。

山陰海岸ジオパークについて

 山陰海岸ジオパークは、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市、香美町、新温泉町)、鳥取県(岩美町、鳥取市)にまたがる東西約120km、面積は2458.44㎢の広大なジオパークで、ユネスコ世界ジオパークに認定されています。
 山陰海岸ジオパークの最大の特徴は、日本列島が大陸の一部だった時代から現在に至る日本海形成に関わる岩石や地層、リアス海岸や砂丘をはじめとする多彩な海岸地形など、貴重な地形・地質遺産を数多く観察できることです。また多様な地形と日本海側の気候によって、地域ごとに特徴ある動植物が分布し、それら自然を背景とした人々の文化・歴史を学ぶこともできます。
 山陰海岸ジオパークではこのような特徴を活かし、地域のジオツーリズムを通じた自然遺産の保全と地域活性化につながる活動を展開しています。

山陰海岸ジオパーク
https://sanin-geo.jp/