Participating groups

鳥取県の県章
鳥取県

鳥取県のSDGsへの取組

 鳥取県では、幅広いステークホルダーのパートナーシップにより、“オール鳥取”で誰一人取り残さない持続可能な地域社会の実現を目指しています。
 官民連携組織である「とっとりSDGsネットワーク」や「とっとりSDGs若者ネットワーク」、県内自治体による「とっとりSDGs自治体ネットワーク」といった顔が見える推進体制による活動に加え、SDGsに取り組む県内の企業や団体、個人を登録する「とっとりSDGsパートナー制度」やSDGs普及の核となる人財を講師派遣する「とっとりSDGs伝道師制度」などを通じ、SDGsの認知度向上や実践拡大に取り組んでいます。

鳥取砂丘

 鳥取砂丘は、10万年以上の歳月をかけて自然が作り上げた海岸砂丘で、山陰海岸国立公園の西端に位置し、毎年100万人以上の人が訪れる県を代表する重要な観光名勝です。「馬の背」と呼ばれる砂の丘や「スリバチ」などの起伏や風が織りなす砂の造形美「風紋」や「砂柱」も訪れる人を魅了し、季節ごとに咲くハマヒルガオやハマゴウなどの花も訪れる人に安らぎを与えてくれます。
 また、鳥取砂丘から京都府丹後市に至る山陰海岸はユネスコ世界ジオパークに認定されており、自然遺産を保全するとともに、教育、観光、産業などに活用することで地域の活性化を目指しています。
 この鳥取砂丘の美しい景観も、かつては外来種などの雑草に覆われ草原化が深刻化しました。そこで、平成6年から本格的に除草活動を実施し、平成16年からは県民との協働によるボランティア除草も開始され、今も継続して、鳥取砂丘の保全再生に取り組んでいます。

大山

 見る方向によって、様々な表情を見せてくれる中国地方最高峰の「大山」。北西側から見る姿から「伯耆富士」とも呼ばれ、古来から修験者の修業の場として栄えました。
 標高800mから1300mには西日本最大級のブナ林が広がり、1600m付近には国の特別天然記念物に指定されているキャラボクの純林が広がっています。
 大山は中国山地から北に離れた独立峰であることから、独特な植生や「ダイセン」と名のつく特異な生物を見ることができ、1000種を超える昆虫のほか、日本で確認される野鳥の3分の1が生息すると言われています。
 緑豊かな大山は、大山隠岐国立公園にも指定され、四季を通じて多くの人が訪れます。

とりネット
https://www.pref.tottori.lg.jp/