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National Park部会として長野県エリアでの意見交換会「中央アルプス国定公園(宮田高原)の利用推進に係る勉強会」を実施いたしました

8月5日(木)・6日(金)の二日間にわたり、National Parkプロジェクト部会において、長野県エリアでの意見交換会「中央アルプス国定公園(宮田高原)の利用推進に係る勉強会」を長野県宮田村及びオンラインでのハイブリッド方式にて実施しました。前回に引き続き、座長には本協議会の学術連携パートナーの松本亮三東海大学名誉教授をお迎えし、ナショナルパークスジャパン山内代表理事が司会進行いたしました。

5日(木)午後は、長野県環境部自然保護課松尾補佐から本勉強会の趣旨説明をいただいた上で、宮田村役場の小林産業振興マネージャーから宮田村における観光資源及び宮田高原キャンプ場についてのレクチャーをいただきました。その後、現地視察前講義として、ナショナルパークスジャパン副理事長の後藤健市から、「田舎ならではの『野遊び田舎リゾート』のデザイン」というテーマでお話しさせていただいた上で、標高1650mの宮田高原キャンプ場まで移動しての現地視察を行いました。あわせて、西山山麓エリアの視察も行いました。

6日(金)午前は、前日の現地視察を踏まえての勉強会を宮田村役場にてハイブリッド形式で行いました。参加した民間事業者の方々からは、宮田高原の更なる利用が図られるための 事業アイディアやプロモーションアイディアが多く提案され、利活用の前提となるインフラ改善なども議題にあがりました。宮田高原はキャンプ場としての夏季利用が前提となっていましたが、参加した民間事業者からは、インバウンド目線に立った時のポテンシャルも踏まえ、冬季の利活用を推進するためのアイディアも提案されました。司会進行のナショナルパークスジャパン山内絢人からも、今後民間事業者とのパートナーシップで事業を進めていく上で前提となる、地元側のコア人材育成や事業者の受け入れ体制構築、民間事業者との継続的なパートナーシップ構築のために必要な観点についてお話しさせていただいたところです。

今後も、National Parkプロジェクト部会ではこうした勉強会を会員自治体のエリアにて実施していく予定です。ご関心をお持ちの皆様は事務局ナショナルパークスジャパンまでご連絡いただければ幸いです。

1日目レクチャーの様子
1日目現地視察の様子
2日目勉強会の様子

2021.08.06

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