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GoGreenプロジェクト in 三重
未来のライフスタイルを共創する旅 in 志摩

今回は「GoGreenプロジェクト in 三重 未来のライフスタイルを共創する旅 in 志摩」
(主催:日本旅行、共催:日本みどりのプロジェクト)の開催についてご紹介します。

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令和5年12月3日(日)〜4日(月)にかけて、三重県志摩市においてGoGreenプロジェクトin三重「未来のライフスタイルを共創する旅in志摩」が開催されました。
この取組は、株式会社日本旅行、「日本みどりのプロジェクト推進協議会」共催のイベントであります。
本年度は食資源に関する様々な環境問題について学ぶとともに、環境問題と地域産業の新しいあり方について、
参加者と地域の方々が一緒になって考え、持続可能な新しい形の観光を考えるスタディーツアーとして、
主に首都圏の大学生に参加いただき、実施致しました。



■開催日時 12月3日(日)~4日(月)
■開催場所 三重県志摩市
■主催   株式会社日本旅行
■共催   日本みどりのプロジェクト推進協議会
■協力   日産自動車株式会社 東北大学「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点

■主なプログラム
12/3(日)
11:45~  志摩商工会館にて昼食(未利用魚カレー)
13:30~17:30 東北大学「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」主催のシンポジウム「海賊サミット2023」に参加

12/4(月)
09:00~09:30 伊勢志摩国立公園・横山展望台より英虞湾の地形を一望
09:45~11:30 小型貸切船に乗船し、浜島洋上で気候変動に対応した牡蠣の養殖技術を見学
12:20~13:20 養殖牡蠣を使ったお弁当昼食
13:00~15:45 英虞湾でのシーカヤック体験

12月3日(土)は、まず、昼食に地元の高校生が考案されたアイゴナゲットをトッピングしたウツボカレーを食べていただきました!
ウツボは、伊勢志摩の海で特産品である伊勢エビを捕食してしまうため、アイゴは海藻を好んで食べ、「磯焼け」を引き起こす一因となっていることから、 駆除目的で水揚げされています。しかし、食用のための処理に手間がかかることや見た目が悪い等の理由から市場に出ることが稀である「低利用魚」であり、 こうした魚を工夫して調理することがフードロスの削減や志摩の海の生態系の維持につながることを参加者に学んで頂きました。
食事の後は、東北大学「美食地政学に基づくグリーンジョブマーケットの醸成共創拠点」が主催する「海賊サミット2023」に参加し、海洋の変化、 魚種の変化などに対応した取組の講演を聞いていただき、また、講演後は5つの分科会に分かれ、地域の方々との積極的なディスカッションが行われました。
なお、会場では地元の高校生が考案された、マグロやカツオなどの食材として使われない部位を活用した缶詰が販売され、多くの方の関心を呼び、ご購入頂いておりました。



翌12月4日(月)は、伊勢志摩国立公園内に位置し、英虞湾の複雑に入り組んだリアス式海岸を一望できる横山展望台から視覚的に捉えた後、 気候変動に対応した新たな牡蠣養殖の手法について、実際に海に出て実演形式でその成果・課題について学んだ後、英虞湾でのシーカヤック体験などのツアーに参加いただきました。



参加された学生さんからは、地域の様々な職業・立場の皆さまと直接対話を行うことで、地域に対する関心・愛着を深めることができた、 英虞湾の状況(魅力・課題の両面)を、解像度の高い体験として学ぶことができたなどの感想が聞かれました。

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2023.12.27

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