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地域づくりニュース Vol.25

日本みどりのプロジェクト推進協議会 会員及び関係者の皆様へ 

こちらの記事は、みどりのプロジェクト推進協議会(https://midori-project.jp/)の会員及び関係者の皆様向けにお届けしています。   
 
こんにちは、みどりのプロジェクト推進協議会事務局です。 
5月4日みどりの日に向けたコメントを、当協議会の 伝統建築・林業木材活性化担当アドバイザーでもある、
株式会社番匠 田子様より寄稿頂きました。ホームページにも掲載しておりますので、是非ご確認ください。
https://midori-project.jp/about/#message_midori

みどりの⽇のメッセ―ジ
(棟梁のひとり言)

会員の皆様、昨年はみどりの日の由来についてお話させて頂きました。
昭和天皇は生物学の研究に注力しており植物に造詣が深く、 森林づくりを大切にされ、自然を愛しておられたことをお話させて頂きました。
今回は私が思う5月4日、みどりの日に関係するお話をさせて頂きます。

私は建設業ですので、仕事の関係で、自然統計学(氣学)勉強させて頂いております。
寺を建てる、数寄屋・住宅建築等の方位、時期、特に木材の伐採等に必要だからです。
因みに今年は四緑木星、癸卯年です。人のご縁を特に大事にする年だそうです。

私は今年で約50年間仕事の関係で、日本産材、檜、杉、松等を中心に建築に使用させて頂いております。
日本には四季があり、様々な種類の木が育つ土壌、気候条件が整った世界に誇れる山林大国であります。森林に感謝です。
この五月は国土の68%が森林ですので、言い換えますと日本国が三分の二みどり一色になる時期がこのゴールデンウイークです。
そして、みどりの葉が、水を吸い上げ、木々を育て空気を洗浄して、何年もかけて水を作り出し、清水となり沢から川に流れ、 お米を中心に野菜、果物等、五穀を育て上げ、海へと流れ、バクテリアを発生させ、魚も育てております。
言い換えると森林の自然の恵みに、感謝をする日が、みどりの日と思います。
そしてなぜ植物の葉は緑なのか色々説はありますが、一言でいうと植物は緑色の葉緑素を使って光合成を行っているからだそうです。

私はなぜか、みどり色が若い時から大好きです。
仕事柄、色鉛筆・蛍光ペンを何色もありますが、一番使うのが緑色、黄緑、でありまして、この色だけ何本も別に買い求めてあります。
この2年間位、仕事が忙しく、特に使ってます。
専門家に聞きましたらみどり色は、心身をリフレッシュしたい時に、好む色、疲れを癒す・眼を休ませるさらに平和色とも言われております。

そう言えば、この三年間、コロナ過や、戦争が続き、みどりの色が多く使われるのも不思議ではないですね。
みどり、について、お話は尽きませんが、結びに氣学に戻りますが4月の17日から5月5日まで暦上(土用です)これから夏を迎えるにあたり、身も心も健康にする期間でもあります。
体力付けるのは、鰻だけではありません、八十八夜の歌をご存じですか、夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂るこの唱歌は皆さんご存じですね。
八十八夜は、2月4日立春から数えて、5月2日が八十八夜です。
野にも山にも緑の野菜・山菜たくさんあります。
先ず家族で野山のみどりを見てストレスを解消して疲れを癒し、世界の平和を祈り野山のお花を見て自然を堪能して下さい。
美味しい、春野菜、山菜、新ジャガイモ・新玉ねぎ・わらび等、数えきれないみどりの食物の栄養を沢山採ってください。

今年は、よりご健康で数多くの皆様とのご縁を築きあげ、会員皆様のご活躍と、ご家族様のご多幸を祈念いたします。


令和5年4月(卯月)吉祥

日本みどりのプロジェクト推進協議会
プロジェクトアドバイザー
伝統建築・林業木材活性化担当

株式会社 番匠
代表取締役 棟梁 田子和則

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<発行>
日本みどりのプロジェクト推進協議会事務局
https://midori-project.jp/
お問い合わせ(一般社団法人 テラプロジェクト)
TEL: 06-6317-3407
MAIL: in...@midori-project.jp
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2023.05.02

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